青い目のロマーヌ
さすが12月。日に日に寒くなりますね。
ちょうど先週、ジル・カプランwithロマーヌの伝承ホールでの公演でした。お越しくださった皆様、ありがとうございました!ジル、ロマーヌ、マチウ、ロンベールも皆本当に人柄よく、楽しく充実した時間を過ごせました。和やかに過ごせるようにお気遣いいただいた関係者の方々にも心より感謝申し上げます。
前にも書いたと思いますが、ロマーヌは14年前に日本に来日した時に見たのが初めてで、パリでも何度かライブを見てましたが、一緒に演奏したのは初めてで色々と話すこともできました。うっかり題名にしましたが、ロマーヌと話すときは当然目を見るのですが、本当に真っ青。なぜかわからないけれど、今まであそこまで目の青い人はまわりにいなかったもので「あー、外国人だなあ」と思いました(←子供みたいですね)。
私がパリにいる間にも友人から「ロマーヌにインタビューして肩書として何を書くか聞いたら、<作曲家>にしてくれ、と言われた」というような噂を耳にしたことはあったのですが、話してみるとやはりギタリストである以上に作曲家、音楽家としての意識が高いのだなあ、と実感しました。ジャズとかジャズ・マヌーシュとかそういった音楽の区分を気にしない姿勢にも共感でき、リハーサルやライブはもちろん、楽屋でセッションしたり、打ち上げでギターを弾いている姿を見ても、色々と感じることがありました。以下は本番前にインスト曲を打ち合わせしているときの映像です。
https://www.youtube.com/watch?v=NDoL4GC1PSQ&feature=youtu.be
今回は彼らのCD'Imparfaite'のツアーということで、知れわたっている曲だけではなく、そのロマーヌが作曲してジルが詩を書いた、いわゆるオリジナル曲を中心に演奏したのですが、本当に楽しく参加できました。曲を把握するために何度も聞いたのですが、ロマーヌらしさもあふれている親しみやすい曲でありながら決して飽きない、とても良いアルバムだと思います。
そうそう、人のCDだけじゃなかった。アドリヤンとTokyo Django Collectiveで録音したCDがどうにか年内に発売になりそうです。こちらもぜひよろしくお願いします!考えてみたら今回のジルとロマーヌ達との機会もアドリヤンの推薦からきたようなものですから、彼にも感謝ですね(日本語読めないだろうけど)。
最後にもう一度、色々な方々へ。ありがとうございました!Merci encore à tous !!