2026年、賀正のナビ
2026年になった。昨年もここで長々と弁明した気がするけれど、新年の挨拶が昔からどうも苦手でして。
例えば「あけましておめでとうございます」という表現。めでたいかどうかは人による。喪中の方もいるだろうし、年末年始に闘病や怪我している家族がいたりしたらそれどころじゃない。(そういえば自分もかつて元旦に猫が体調不良になって入院させたこともあるし、何年か前に家族が年末年始に入院療養していた)病気やトラブルは時期を選ばないから仕方ない。そういうものである。そんなふうに思った頃から積極的に言わなくなった。
ということでほとんどの場合、口頭での挨拶は「今年もよろしくお願いします」の類で通している。「おめでとう」と言われる分には全く気にならないけど、不用意に言いたくない。どうも幼稚ですみません、ごめんなさい。
なんにせよ正月の過ごし方は一年の中でも特に悩ましい。なんというか振る舞い方に気を遣う。ガッツリと練習をしたくなっても「長く音を出したら静かに過ごしたいご近所にご迷惑かな」と考えたり、普段気軽に行っている場所に行きたいと思っても「正月だけど開いてるかな」などと気にしてしまう。
そんなわけで毎年正月は「日常に戻る」のを待って過ごしている気がする。文句を言っていようと楽しんでいようと、時は忖度なく過ぎ去る。今年もちゃんと終わったようで一息ついている。ある意味で自分はすごく正月を上手く活用しているのかもしれない。なにせ正月のおかげで、すごく穏やかに心新たに正月以降の日々を過ごせるのだから。おかえり、日常。待ってたよ。
そんなわけで、また来年も「早く終わらないかなあ」などと呑気にぼやきながら正月を過ごしたいもんです。さて簡単ではありますが新年のご挨拶を。さすがに新年をネタにして挨拶しないのも不粋なんで。とはいえ所信表明演説みたいのは趣味じゃないので短めに。
恭賀新年
今年もよろしくお願いします。皆様のご健勝とご多幸をお祈りします。
阿部恭平









