何年か前にフランス人の友人にSNSと言ったら｢何それ？｣と返された。SNSという言葉がフランスではあまり普及していないのか、それとも彼がたまたま知らなかったか、少なくとも日本ではその呼び方は知れ渡ってますね。
私は7年前くらいからFacebook使っていて主に告知や宣伝用だけれども、何年か前から人のページをあまり見ないようになった。話せば長くなるんで端的に言うと、人様の予定や報告を逐一目にするのに疲れてしまって。とはいえ完全に拒絶するわけもなく、たまにパソコンなどから見てるけれども。
前回にこちらのブログにもあげた動画をFacebookにあげると、ヴァイオリンのMaxがシェアし、そこに｢キョーへー・アベによろしく言っておいてくれ｣とか書いている人が居て、名前を見ると実に懐かしい知人であった。10年ほど前にRodolphe Raffalliのコンサートを企画したうちの1人で、その時期五日間ぐらいリハやらコンサートやら打ち上げで、朝から晩までずっと彼らと過ごしていた。しょっちゅうではないけど｢もう会うことないだろうな、覚えてないだろうな、どうしているかなあ｣なんて思うこともあったので元気そうな彼の写真を見てなんだか嬉しくなった。
ということでSNSの悪口めいたことで始まったけど、たまには良いこともありますね。何事もそうかもしれない。