たまにはサッカーの話なんかを
ワールドカップ2026が終わった。自分は中学、高校とサッカーをやっていたんだけど、普段ベイスターズに対する愛着ばかり見せているからか、意外に思われることもあるようで。
今回のワールドカップは夜中に録画したものを朝食やストレッチなどのついでに流していた。7月になってからはそれなりに見たように思う。優勝したスペインは<ボールを無駄に浮かさず速く動かす→きちんと止める→(前もって状況確認ができているから)また速く動かす>という基礎技術の徹底が素晴らしかった。
勝敗や戦術など細かいことはともかく、サッカーを通じて思ったことなどを。まず試合結果を見ないように過ごすのが新鮮だった。例えば朝にふと検索サイトを開くとネットニュースが目に入るかもしれないし、誰かが結果を書いているかもしれないSNSを開くなんてのはもっと危険だ。ということで試合が終わるまではスマホに触らないようにしていた。余談ながら、サッカーがきっかけというわけでもないけど、最近家にいるときは夜11時頃から朝までは無条件で携帯に触れなくなった。返事等遅いときもあるかもしれません、あしからず。
あと自軍のゴール近くでゆったりとボールをもったり、相手をひきつけてる選手をみると(たとえ華麗な技術を持っていたとしても)「危ないって!」と反射的に思う。例えば自分は高所恐怖症で、人が高く不安定なところにいるのを見るだけでゾッとするのだけど、その感覚に近い。これはおそらくちょっとのミスで痛い目にあったトラウマ、つまり自分がDFであったという経験のせいか。勘や第六感も含め、あらゆる感覚は個人の過去や経験によって作られる。ベルグソンは正しい。
あと珍しく昔からの知人と一緒に見た試合もあって、その方は多くの試合をチェックしていて「この大会は守りに入った方が、最後にはこじ開けられてるんだよ」などと言っていて「ほおほお」と聞いていた。するとその後の多くの試合も結果的にその言葉の通りで、準決勝や決勝も守りに入ったチームが最後には失点していた。自分はそれこそDFだったからか、個人の才能ある選手を守備で封じ込めて勝つようなサッカーが好きだったけれど、そういう試合は少なかったと言える。ファールの裁定に映像が用いられることも増えた影響もあるのだろうか。
ともあれ久々にサッカーの試合を楽しんだ数週間であった。試合終了直前に同点、逆転という試合も多く、白熱した良い大会だった気がする。スペインの地味な基礎技術の徹底や、引いて時が過ぎるのを待つのではなく攻め続けようとする意識、終了間際のここぞで結果を出したチームや選手達の姿勢など、色々と勇気づけられたような気もする。ピッチの外である一部の大会主催国の、とある権力者が出しゃばっていたのだけはみっともないから見習いたくないけど。








