梅雨入りしましたね。まさに梅雨といった（というより風もひどかったんですが）天気の本日、ライブを見に行くついでに散歩でもしようと、増上寺に行ってきました。

あいにくの天気ですが、東京タワーと共に写るだけでもなんか威厳みたいなものが増しますね。私は幼少のころより石田光成や真田幸村など豊臣家側の武将を贔屓しておりまして（注：豊臣秀吉が好きなわけではない）「徳川の寺、つまり敵陣に入りこむわけか。ムムム」とか妙な気合いを入れていたのですが、あっさり風雨の洗礼を受けてしまったわけで。とにかく大きな寺ですが、その中を歩むと色々と歴史について記されていることもあり楽しく散歩できました。現代の日本でも江戸時代からの風習などが残っていることを感じることは多々ありますが、このあたりの土地は増上寺ありきの土地なのだなあ、と思いました。

大学のころ石川淳や永井荷風に憧れて、江戸文学をかじってみたりしましたが、現代の日本にとっても特に重要な時代であったと年々感じております。改めて文学やら歴史の本やら読んでみると面白いんだろうなあ。もちろんこれは本や歴史ばかりの話ではなく、高校の頃に熱中して何度も聞いたはずのビートルズをカーラジオで聞くとふとした発見があったり。物は変わらなくとも、こちら（人間）が変わると色々と発見があるものですね。

ようやくちょろっと音楽の話になったところですが、このへんで。