日々雑記
昨日サックストリオでのリハでした。セッションや演奏の仕事の上ではやったことがありますが、サックス、ドラムスという編成、いわゆるコードレストリオでライブをするのは考えてみたら初めてです。思っていたとおりですが、やっぱりやりがいあるものですね。和音がないのでベースがハーモニーの役割も担うことになりますので。あ、ライブ自体は9/25に本郷の東京倶楽部です。よかったらぜひ。
先日にipodを使うようになったと言いましたが、静かなところで歩きながら音楽を聞くというのはなかなか面白い体験ですね。それまで気づかなかった、ふとした発見があったりします。部屋の中で音楽を聞いていたとしても発見していたことなのかもしれませんが、考え事しながら歩くというのは昔から定番ですし、もしかしたら新たな感覚から発見につながりやすいのかもしれませんね。
ipodがいくら便利とはいえ、極端に言うと「録音された音は信用しない」と思っているところもありまして。もちろん録音関係の職人の皆様には一定の敬意を払っていますが、ある時期から同じ空気の中で響く生の音と、スピーカーから鳴る音は全く別物として考えるようになってしまいました。(ま、気が向いたらこのへんのこともそのうち書きます)というわけで(?)、先日「こりゃ聞きにいきたいな」と思ったギタリストのライブに行ってきました。共通の知り合いの方が私のことをそのギタリストに伝えてくれたらしく「よかったら何曲か一緒にやらない?」という話になり、思ってもない形での飛び入り演奏に。なんにせよ、長い時間をかけて何かを培う、ということの必要性を改めて思い知らされましたね。
7月末くらいから構えるときのベースの高さをだいたい保っています。それまでベースを高くして構えるときに気になってしまったことを、あえて無視するように心がけているのですが、だんだんと無視することに慣れてきたような気がします(←変な日本語)。このままもっと自然な形に馴染んでいけば良いのですが、どうなることやら。
禍福はあざなえる縄のごとしというか、塞翁が馬というか(←どちらもちょっと違う気がする)、前回に「これで一区切り」みたいなことを言っていたジャズマヌーシュ系のライブ、また近いうちに開かれそうな…。追って報告いたします。