Vol.057
2018 04/02 Mon.
カテゴリー:
4月
ご無沙汰してますが、もう新年度ですね。今年の桜は早かったもんです。
最近は色々と聞く中で「勉強のために聞く」みたいなことがどんどん減っていって聞く奏者の範囲も狭くなるばかりです(良いか悪いかは別にして)。
特にベーシストを聞くという意味ではこの半年くらいCharlie HadenとJerôme Regardの二人ばかり聞いてます。Hadenは一度生で聞いて優しく温かな音色に感動しましたが数年前に鬼籍の人に。今後も間違いなく伝説として扱われる人でしょうね。Jerômeはエレベみたいに「軽く立ち上がりの速い」音を出すのに、音自体は「分厚くて長い」んですね。あんな音を出す人は他に知らないし、太い音なのにどこか品があるという。ちょっとした魔法みたいなもので、またぜひ目の前で聞きたいものです。
実はJerômeと食事したり、楽器を弾かせてもらったこともあるのですが、今思えば貴重な体験でした。ベース関係なくとも、通訳したり友人から半ば無理矢理誘われたりで(その時は面倒くさいなあ、と思ったりもしましたが)、ライブをたくさん見たり、普通は絶対に見られないリハーサルに立ちあったり、様々なミュージシャンの立ち振る舞いや準備を目にしたのは財産と呼べるものです。
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