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阿部恭平の
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Vol.119
2020 04/23 Thu.
カテゴリー:

瑣末なことからローマの休日を思い出した

どうでもいいことを思いついた。取るに足りない話。
芸能人夫婦の不倫騒動で不倫した夫の方が記者会見したというニュース、一月前くらいの話だったろうか。記者の「奥さんと愛人どちらが好きか」みたいな問いをし、夫の返答が「奥さんを傷つける内容」として批判されていた。(こういった報道や追及こそ奥さんを傷つけていないのか自問しないマスコミが不思議で仕方ない)
この手のニュースには「当事者同士でやってくれ」くらいしか思わないし、登場人物の誰にも特に興味ないのに「何かを思い出すんだよな」と思っていたのであった。ふと思い付いた、『ローマの休日』だ。
ローマの休日は一般人を装った王女(オードリー・ヘップバーン)がローマでデートを楽しむ。1日を終え、次の日に王女に戻ると会見が待っていた。旅の公務の感想を聞かれるだろうから「どの土地も魅力的で甲乙つけがたく…」みたいな返答をするよう付き人からアドバイスされるも、いざ会見にはデートした男が記者として現れる。そこで王女は迷ったあげく質問に対し「ローマです、ローマが一番素敵でした」と強調。すると男も「王女様のお気持ち、ローマ市民は忘れることないでしょう」などと答える。記者や王女の付き人達は困ったような顔で「はて?」ってなもんだが、彼らと観客だけがそのやり取りの意味を理解する見事な描写、ウィリアム・ワイラー監督の手腕ですな。

そういえば王女の名前はアン、であった。

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