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Kyohei
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阿部恭平の
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Vol.133
2020 08/31 Mon.
カテゴリー:

エラーをした後、された後の振る舞いについて

たまたまこんな記事を見つける。最近特に考えていたことにつながったような気がした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b577c948833c23b56c717f17adb7f4dc8ca17ced

落合は自分がエラーをしたあと投手に「ごめん」でも「打って返す」でもなく「ここは抑えろ」と言ったとのこと。妙に腑に落ちた。エラーだろうがヒットだろうが投手はいつでも最小失点に抑えるのが仕事なのだ。まわりのミスなんだから失点しても仕方ない、で通るわけがない。そういえば最近でもソフトバンクの川瀬が二回エラーし、エースの千賀が6失点。その後逆転ホームランを打った柳田はホッとしたであろう川瀬に対し「お前は悪くない、悪いのは千賀だ」と言ったらしい。
もちろん好みというものもある。贔屓にしている投手であれば「エラーから点取られて可哀想に」と思うかもしれないし、野手を贔屓してたら「ここは抑えてやれよ」と思うかもしれない。見る側はそれでいい。ただプロとしての振る舞いとしては落合や柳田のものが正解だろう。「ミスしてごめんな」「いやいやこっちも悪かったよ」なんてお互い慰めあうような姿なんて見たくないし、それが成長につながるとは思えない。
仲間意識は仕事においてどれほど必要なのだろう。仲の良さだけで個人を優遇したり、守ろうとする政治がいかにみっともないか、昨今よく見せつけられた気もする。役者達が仲良いからといってその劇や映画が良い作品かどうかはわからない。作家と編集部との関係なども同じだろう。他人事ではなく演奏者、お店、お客さんといくら仲良くとも、それらは音楽の質とは何も関係ない。そりゃ仲悪いよりは仲良い方が良いと思うが。

ところで私の知る限りの海外のミュージシャンはライブの告知において共演者や会場について長々と文を書くことはほとんどなく、最低限の場所と時間を記すばかりである。告知の中に出演者や会場の情報を細かく書いて(時には読んで恥ずかしくなるような美辞麗句も含む)、演奏後にはお礼か報告のような、まるでその演奏の価値を確かめるような文を公の場において記すのは日本特有の習慣なのだろうか。

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