今年の春頃、中学、高校時代の友人から連絡がくる。「横浜スタジアムについて詳しいならあのへんの駐車場を教えてほしい」と。野球をたまに見に行くもんでいくつか教えた後「どうしたの？」と聞くと、彼の子供が野球をやっており、牧秀悟と今永昇太のファン、横浜DeNAベイスターズを贔屓している、とのこと。赤ん坊のときに何度か会った子がそんな立派なご子息になったか。年始に会ったときに「これ、お年玉として息子さんに」とポチ袋を渡して本当によかった。いつか三人で観に行こうと約束をかわす。

その後たまに連絡をとりあい、野球を見に行く日を決める。スターナイトというイベントの日でチケットを持っている人には特別ユニフォームが配布されるという。無事三席購入できたので、あとは雨天中止じゃないといいな、などと話す。

しかし７月からベイスターズは絶不調。ちっとも打てない、たまに打っても点は入らない。春の勢いはどこへやら「今プロ野球で一番弱いんじゃないの？」ってなくらい。しかも台風の影響で試合開催されるかもわからない。どうなることやら、と今週に入ると見事に二連勝。しかも勢いに乗りそうな形。台風も関係なく、終日快晴との予報。

話は変わり愛猫。2週間ほど前から夜になると呼吸音に違和感あり。改めて見ると口が開いていることもある。医者に言うと鼻がつまっているから、鼻にさしてやる薬をもらう。たまに嫌がる中さしているとつい先日から明らかに食欲がなくなり、苦しそうに呼吸することに気づく。緊急でまた医者にいくと、レントゲンなどで理由がわかる。鼻がつまっているため、食事の際に空気も吸い込む。その結果胃にガスがたまっている。それで食欲が落ちていると。おならかゲップでガス出すしかないねー、と言われる。しかし肺は正常とのことで循環器系などの病気ではなさそうでよかった。

鼻づまりを解消する錠剤と整腸剤をもらって二日目。しかし未だに食欲は回復しないし、夜中や朝方も体を起こすと呼吸も苦しそうに聞こえる。薬を飲ませるタイミングもあるし、なかなか目を離せない。

そんなわけで只今電車に乗り、友人の最寄り駅に向かっている。彼のご子息は早くスタジアムに行きたいだろうから(自分は猫を見てギリギリになりそうだから)、2枚チケットを渡すつもりだったが、3枚全て渡すことにした。朝の猫の調子を見たら「こりゃ(仕事なら仕方ないけど)外で純粋に野球楽しめないな、と。」猫の年齢も18歳だしね。誰か良い彼の友人でも見つかればいいけども。

まあ世の中色々なことが起こる。そういうものである。Tant pis というやつだね。くそ、なんかいいことないかなあ。とも思うけど、自分も今まで思いがけないお誘いや贈り物なんかで喜ばしい体験をさせてもらったものだし、損だけしてるわけでもなかろう。プレーオフから勝ち上がる望みあるのだから五分なら充分、何事も(野球の話？現実の話？)。

そんなわけでちょっと複雑な思いでテレビ観戦になりそう。おれが行かないんだから勝てよ、ベイスターズ！(←むちゃくちゃなことを言う)