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阿部恭平の
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Vol.084
2018 12/08 Sat.
カテゴリー:

弓の持ち方について

最近弓の奏法について珍しく(?)立て続けに問い合わせのメッセージを受けたものでお答えしておきます。

多くの奏者が深く(人差し指や中指の第2関節あたり)で弓の棹のところに触れているのに対し、私は浅く(第1関節あたり)で棹に触れていることが多いです。フレンチ弓に興味を持った頃からチェロやバイオリンの持ち方から学べることが多いと思い、色々な人のものを見てきました。そちらを試しているうちに深く持つよりも〈触れる面が少ないため負担が少ない、指が余らないから抱え込む(握る)必要がない〉浅い持ち方が馴染んできました。
もちろん深く持つことに試したことも何度かありますが、結局浅い持ち方に戻っていて今もその状態です。今まで二人のフランス人奏者にレッスンを受けましたが、(一人からはフレンチ弓を始めたばかりの頃から1年ほど習い、そして二人とも私よりは深く持つのに)弓の持ち方を修正されたことは一度もありませんでした。ただ弓の張りや使う松脂、指の長さ、(楽器の高さや傾きも含めた)弓の当てる角度など、あらゆる要素が影響すると思うので、これがあらゆる人にとって正しいかどうかはわかりません。やったことないですが、チェロなど他の楽器がガンガンと鳴り響くオーケストラの中では適した奏法でもないような気もします。とにかく状況に応じたコントロールができて身体や楽器に負担がなければそれが1番なのだと思っております。←これが1番難しいし、私も日々勉強中ですが。
もし興味のある方がいたら横浜や都内でレッスンしておりますんで遠慮なく言って下さい。

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